BPDの希望の星のリネハン先生

なにかのネットニュース(今は読めない)で見たリネハン先生の経歴。

17か19歳の時、統合失調症と当時は診断され(BPDは病態水準で統合失調症と誤診されやすい)閉鎖病棟の壁に頭を打ち付けていたとか。
電気けいれん法や抗精神薬が効かない。(BPDの症状は薬のみでは良くならない)

退院後に事務の仕事をしながら心理学の大学へ通い、

超中略  助ける側、治療者側になる。彼女の経歴をみると弁証法行動療法(DBT)が修行っぽいのは納得いくわ...。彼女の人生が途中から自己治癒力に充ちていたことは明白だ。


アメリカの何かの調査でも、BPD患者のフォローアップでは1割自殺。1割早死や事件に巻き込まれ死亡(巻き込むばかりじゃなく、不安定な環境に身を置きやすいBPDが早死にするのは当たり前と言えば当たり前)

残り8割もBPDの診断基準に当てはまらないものの、充実した生活を送ってるとは言い難いらしい。

治療が必要な疾患なのだ。今は人格障害のカテゴリで性格の問題だから治療は無駄とか世間的にはボロクソに言われているが、(逃げるしかないとか。人間関係に回避的なボダもいるんだけどね。)回避性人格障害とは違う表面的には人間関係に回避的なボダ。

古くは精神病(統合失調症)とヒステリー(神経症)のあいだ(境界に位置し安定して不安定である)という病気という概念だった

健康な人も変わることが出来るように、BPDであっても統合失調症であっても神経症であっても、同じ人間だから変わらないということはない。