2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

BPD境界例関連のためになった本②

『境界例の治療ポイント』平井孝男先生著。 転移逆転移の問題が取り上げられてないとの批判があるが、転移逆転移という用語さえ使われていないもののよく読めばきちんと取り上げられている。また患者側・治療者側・患者家族側どの立場の人が読んでも全く関係…

フロイトが支持されアドラーが埋もれてきた理由を独断と偏見で毒を吐きながら勝手に考える

決定的な違いは何か。フロイトはオカルトでも彼には治療的な姿勢があったからだと思う(詳しくは知らないが) 自由連想法を用いた精神分析は2000年位まで日本でも用いられている(日本初の精神療法の裁判案件なので確実)流石に2015年現在はやってないと思う…

BPDに死にたいと言われたら/DBT教科書的返し

DBTの本より引用抜粋します。が、責任は持てません。万能な治療法や対応や心理学はそもそもこの世にないからです。引用自殺念慮や自殺衝動があるという事実を理解し承認することが重要(「君に希死願望があるのはわかっているよ」)ただし、理にかなった選択…

古いギャル誌のまともな記述

表紙ボロボロで中身の記事だけファイリングしてあるからタイトルがわからないが、 『nuts特別編集好きな男を絶対手に入れる方法』 みたいな恐ろしいタイトルの雑誌だった気がする。一人暮らししてた時にアパート近くのセブンイレブンで即買いした。(かなり…

実は半年前はベンゾ中毒だった/ベンゾ離脱の方、ベンゾはやめられるから大丈夫!

目的外使用にあたる。レンドルミン0.25を飲んで携帯いじったまま寝ないでラリっていた。しかも大量に飲んだわけじゃないから大丈夫と思い込んでた。使い方が問題あり薬物中毒状態なので、日中はぼーっとしてビクビク。耳鳴りが酷く、髪の毛が腕に触れただけ…

BPD境界例関連のためになった本

私にはやっぱりこの本が合った 「パートナー間のこじれた関係を修復する11のステップ DBT(弁証法的行動療法)で身につける感情コントロール・対人関係スキル/明石書店」タイトルが胡散臭いのが欠点だけど 弁証法的行動療法をカップル向けにアレンジしたもので…

軽い読書感想文

「どうすれば幸福になれるか」W・B・ウルフを軽く全体的に読んでみた。世界的に売れたらしい。健康的な防衛機制の利他主義とユーモアがしつこいほど出てくる。(ここはいいと思う、現代医学とも合ってる)神経症(アドラーの時代の神経症は文をよく読むと境…

BPDとACはほぼ同義と考えるケース/フロイト派でもない私

こば心療医院 身も蓋もない精神医学の話 メディカルサイエンスエッセイ 寝椅子の下 第ⅠⅠⅠ部「生まれ」と「育ち」 時には昔の話をしようか・・・Ⅰ~Ⅳ 「原因」は単純ではない:ACと境界性パーソナリティ障害 などより引用抜粋 (参考文献や出典あり、双子研究…

精神科は無駄じゃない

治す気がある患者には無駄じゃない。農業に例えると、医師は農作業の仕方を指導する。患者は農作業の仕方を覚えていって、いつか種まきから収穫まで自力で出来るようになり指導者の元から自立し社会へ戻る。薬だけ飲んでて治らないっていうのはそりゃ治らな…

某アドラー心理学の本の注意点

感情にさえ目的があるとする部分は完全に歪曲して理解して本に書かれてるよ、コレ。 感情コントロールは可能だけど、 紙に書いて(日記とか)吐き出したり、自分で自分の怒りや哀しみを認めることで感情が治まってゆくという大事な具体的な方法が書いてない…