弁証法的行動療法の簡単な紹介・1

著書はリネハン以外の方のものから。リネハン本人の本は高いから持ってない。コピペとか引用せずに頭でうっすら覚えてるものを。

感情調整方法。感情は行動のほうに合わせるように出来てるらしい(接客業で笑うことを強要されるのはこのため。厳密には違うけど、嫌な客にも笑顔で受け答えしてれば店員側としての辛さは減るので私は笑ってきた。当社比)

●怒りには親切な行動をして怒りを消す。怒りは繰り返し沸き上がるので慈愛の精神で親切な行動を繰り返さなければならないらしい(健康的な防衛機制の利他主義に当たるかな?)打算で見返りを求めてはいけない。

●哀しみには活動的になり哀しみを消す。(抑うつには習慣的な有酸素運動SSRIより効果的と科学的裏付けあり)



効果はあるのか?ある、騙されたつもりでやってみればわかる。もし効果がなくても何の損もないんで。リネハン先生、もうこれは治療効果ある統計も出てますが、治療というより修行ですね...。
 
(私が、力動的精神療法や転移焦点化精神療法が受けたいのはこれ。弁証法行動療法には幸せ感がないんだよね。精神分析系は上手くいくと、患者の内的世界に幸せ感が出てくるらしいと。一般向け精神医学雑誌のプロ治療者のコメント)


●価値判断しない
価値判断とはいい/悪い、正しい/間違い、いい人/悪い人などの主観的決め付けや思い込み。価値判断が激しい感情の元になるので何も価値判断しない。

うーん、一時やってたのに思い出すとなると、なかなか出てこなくて忘れてるかもorz

カップル向けの弁証法行動療法は彼氏と喧嘩したくないからマメに読み返してやってるんだけど、トルネード見捨てられ抑うつの波はやっぱりよくならない。←分析系治療でもなかなか改善が難しいらしい。見捨てられ不安は。

カウンセリングってどうよ?part2

カウンセリングを受ける時に注意したいこと

1 臨床心理士の資格がある

2 料金が異常に安い(病院から保険診療扱いして色々お金ちょろまかしてる=国に違法診療請求してる可能性あり、患者が罪になることはないと思うが、途中で受けれなくなるかも)または料金が異常に高い
前に他クリニックで保険診療のカウンセリング受けたけど、臨床心理士だったか不明...。

☆地域によるけど1回45分で週1か隔週1回、5千~1万5千円くらいが相場と私は聞いた。カウンセリングの技法や心理療法によって高くなる
。私が知ってるのは最高45分1万円の心理療法

3 精神科病院やメンタルクリニックと提携がとれる施設がいい。カウンセリング施設併設か、または主治医に許可の上、カウンセリングを受ける。

4 臨床心理士は治してくれるわけではなく、基本的に話を聞く受容と共感ってやつ(そっから気持ちの整理がついたりするかはクライアント次第)私が受けてたのは多分クライアント中心法とかいうやつなので特殊性のある心理療法は知らない。

5 認知行動療法なら臨床心理士に自費より、本を2冊くらい買って自力でやったほうが安いと私は思う。認知の歪みが自力じゃどうにも難しい場合や、自分ひとりで付録ワークをコピーして体力とやる気力さえない場合は、臨床心理士認知行動療法を受けるのもいいかもしれない。

カウンセリングってどうよ?

以前約1年、臨床心理士によるカウンセリングを受けていた。ちなみにテレビとかで見る心○氏とかとは全く違う。有資格者はカウンセラー主導の誘導尋問みたいなカウンセリングはしない。

たぶん私が受けたカウンセリングは患者(クライアント)の話をまとめるもの。はっ?それだけ?と思うひとは、境界例の話のまとまりにくさを知らない。

話題が飛びまくり何がいいたいか本人さえよくわからない話をまとめるのは、さすがプロだと思う私が少しまずい行動をしていたら止めるアドバイスをされることもあり、

今の医師とも一度喧嘩別れっぽくなってしまって、治療やめてしまったが(もう治療疲れたから止めたいといったら、私に考えさせる言葉をかけられ、引き止められかけたが、私の意志は硬く、聞かなかった)

臨床心理士の先生はカウンセリングは単発でも可能だからと、一度だけ電話で5分ほどフォローアップを受けた。指示は的確だったがやはり私は指定された最初のすぐ診てもらえる病院にいかなかった。(薬漬けだったからね)


カウンセリングはやっぱり臨床心理士に受けた方がいいと思う。自費で1時間6000円位だった。基本的にメモをとりまくって、時々質問を投げかけながら、時々あくびをし(少し気になったけど慣れた)、時々常識的なアドバイス(忠告)をする臨床心理士の先生だったが、不満はないし、むしろ感謝している。女性臨床心理士だった。

普通は忠告はしないだろうが、当時の私は自傷行為(危険な性交)が酷かったから当たり前だと思う。しかも、それが自傷行為に当たるとは全く気づいてなかったし...。

臨床心理士が多数在籍していたが、この先生で良かったと思う。

境界例にはこれくらい親身にならない姿勢の臨床心理士でピッタリだったと思う。もしかしたら契約的で義務的な印象をわざと作っていたのかもしれないし、境界患者にはそう感じただけかもしれない。

境界例の治療本で親身になりすぎるカウンセラーが面談室以外で面談(女性カウンセラーと女性患者)して泥沼化し、医師の元に相談に来た事例を読んで、本当にいい臨床心理士に面談を受けていたと思う。

まぁ当時の問題行動は消えても、慢性的な虚無感や見捨てられ抑うつはどうしても改善しにくいんだよなぁ。

双極性障害とボーダーライン

最初の精神科で双極2型といわれるが、それはおそらく意図的に医師が本当の病名を告げなかっただけ。半年間一度も炭酸リチウムが出なかったし
。(次の精神科ではお願いしてリチウムを飲んだ)

どっちかと言うとイメージが悪くないのは脳の病気とされる双極性だが、私は今の精神科で告知された人格障害(性格の偏り)を受け入れた。  

まぁBPDも脳にも問題あるわけだが。

ある精神科のブログに「双極性が得意な医師は双極性と多く診断し、ボーダーラインが専門の先生はボーダーを広くとる」とあった。

私はリチウムで改善が見られない前データもあり、後医は名医的に人格障害と適切に診断されて運が良かったと思う。

だって境界例は投薬だけじゃ治らないし、薬が必要ない時期もあるから、無意味な投薬だけの治療が1年で済んで本当に良かった。

双極性は今流行だから境界例なのに、双極とされ何年も投薬治療のみで適切な治療が受けれてない人もいると思う。境界例境界例診断は受け入れないケースが多く、治ることより自分の納得いく診断や治療を求めるからだ(私も少しそういう傾向があるが)

遺伝が関係あるはずの双極性(躁鬱病)が短い期間で爆発的に増えるのはおかしい。BPDも性格の偏りだから遺伝関係あるけどさ。

『ボダ被害』とされるもの/身近から

総スカンを喰らうことを覚悟で。まぁ誰もこんなブログは読んでなさげだが。ボダ被害者と名乗る人は善意の一般人と、ずいぶん白黒はっきりついてるようだが、そうも言えない事例をひとつ。

私の母(未治療)がよくよく聞けば自他境界が曖昧な者同士で対人トラブルなのに、ボダ被害に遭ったみたいな内容をよくいっている(ボダって言葉は使わないが)

母の方にも問題があり、人との心理的距離感が近すぎるのに気づいてない。

白黒思考で相手は悪意の迫害者で、母は自分では正義で善意の救済者や被害者ポジションと思いこんでる(介護が不要な姑を、姑を老人ホームにおいやれる母は私は被害者だけではないと思っているのだが...)

母の訴える『治してあげよう、救ってあげようとしたのに、相手が思い通りにならない、わかってくれない』(相手を変えられるとの思いこみや救済者コンプレックス)が強過ぎるから、こうなるんたよなぁ...と。治してあげようって医師でもないのに凄い上から目線だなぁ。他人様に対して。

必ず最初はお友達が出来たと嬉しそうに母はいつも話してくる。私は、内心、ああ、いずれ長々とお友達【と、母が勝手に認識した相手】の愚痴を聞かないといけないのかとガッカリする。

長年、愚痴を聞かされていた私としては
何か言うと私も迫害者とみなされて母の攻撃対象になるので何も言わないが

心の中は、どう聞いても考えてもイジメじゃないのが入ってる(母にかかると職場で上司に叱られたこともイジメになる)なぁと。

時に私(娘)からもいじめられるという母。母へのやりとりは全てyesじゃないといじめと取られてしまう。会話は全て母を肯定し承認しなければいけない。

未だに母は姑を老人ホームに追いやったのはいじめられなければやり返してないから自分には非がないと、自分も同じ土俵に落ちた加害者でもあるとの認識はない。

何がいいたいかというとBPDじゃなくても境界性人格構造を持つ人の現実認識はある状況においてかなりずれている。【境界性人格構造=私も含め自他境界が曖昧で防衛機制が原始的なものを使ってる人】←この辺は世にいうアダルトチルドレンも正確にはここの病的カテゴリに入ると思う

現実は通り魔被害でもない限り、人は被害者であると同時に加害者でもある、もちろん私も。

人との適切な距離感を保ち続けることができてる人は最初からボダとかそれに近い人間に巻き込まれない。

水商売もやったことがある、だかしかし...

先輩『さっきのお客さん○○ちゃんのこと気に入ってて会計出したのあのお客さんだよ!どうして連絡先聞かなかったの??』
私『すみません、他の女の子のお客さんかと思ってました』(本当にわからなかった)

マネージャー『いつもきてくれてたお客さんはどうしたの?』
私『付き合ってといわれたため、断りました』


ママ『その髪どしたの?』
私『美容室で寝てたら切られました、エクステつけてきます』

No.1の女の子のお客さん
『君、昼間は普通の店員してるんだよね?君、見た目の素材は悪くないかもしれないけど、化粧とか営業下手だし、普通の店員さんが合ってるんじゃないの?』
『私もそう思うかも...』

成績表はいつも下から2番目

2年やって退職した。何故クビにならなかったか。普通の飲食サービス店でも働いてたから、忙しい時の皿洗いとか片づけとかボーイの役割が本物のボーイ役の人より的確だったからと思う

女の子のテーブル移動はマネージャーとかがやってる店だったし。

人間関係から逃げ回る回避型BPDにこの仕事は無理かも...

ベンゾ系離脱への私見

半年以上レンドルミン0.25mg飲んでて処方が非定型精神薬のみに。

 いきなり、やめることに。別に問題なかった。

ベンゾ系離脱症状と思われる症状は出てない。丸一日寝れなかったけど、以降は寝れたし。まあ離脱症状と言えば離脱症状だけど、離脱症状じゃないと思えば離脱症状じゃなくなるから。私には後者の方が楽。

これからベンゾを辞める人は止め方(アシュトンマニュアルを読むにしても止め方だけ)だけ読んで離脱症状を頭に入れないほうがいい。

マイナスバイアス情報ばかり頭に入れたら余計具合が悪くなる。

離脱体験談ブログは参考にしないほうがいいと思う。やめる前から不安になるし。
その体験談は離脱を助けてくれない。精神科も
元々全てを助けてくれる訳ではない、助ける手助けをするだけ。私も3年前はわかってなかったが、病とは最終的に患者が治すもの。

自分を助けてくれるのは、最終的に自分だけ。助けられるのも自分だけだから。まあ境界例の治療があるから精神科は通うけど。