カウンセリングってどうよ?

以前約1年、臨床心理士によるカウンセリングを受けていた。ちなみにテレビとかで見る心○氏とかとは全く違う。有資格者はカウンセラー主導の誘導尋問みたいなカウンセリングはしない。

たぶん私が受けたカウンセリングは患者(クライアント)の話をまとめるもの。はっ?それだけ?と思うひとは、境界例の話のまとまりにくさを知らない。

話題が飛びまくり何がいいたいか本人さえよくわからない話をまとめるのは、さすがプロだと思う私が少しまずい行動をしていたら止めるアドバイスをされることもあり、

今の医師とも一度喧嘩別れっぽくなってしまって、治療やめてしまったが(もう治療疲れたから止めたいといったら、私に考えさせる言葉をかけられ、引き止められかけたが、私の意志は硬く、聞かなかった)

臨床心理士の先生はカウンセリングは単発でも可能だからと、一度だけ電話で5分ほどフォローアップを受けた。指示は的確だったがやはり私は指定された最初のすぐ診てもらえる病院にいかなかった。(薬漬けだったからね)


カウンセリングはやっぱり臨床心理士に受けた方がいいと思う。自費で1時間6000円位だった。基本的にメモをとりまくって、時々質問を投げかけながら、時々あくびをし(少し気になったけど慣れた)、時々常識的なアドバイス(忠告)をする臨床心理士の先生だったが、不満はないし、むしろ感謝している。女性臨床心理士だった。

普通は忠告はしないだろうが、当時の私は自傷行為(危険な性交)が酷かったから当たり前だと思う。しかも、それが自傷行為に当たるとは全く気づいてなかったし...。

臨床心理士が多数在籍していたが、この先生で良かったと思う。

境界例にはこれくらい親身にならない姿勢の臨床心理士でピッタリだったと思う。もしかしたら契約的で義務的な印象をわざと作っていたのかもしれないし、境界患者にはそう感じただけかもしれない。

境界例の治療本で親身になりすぎるカウンセラーが面談室以外で面談(女性カウンセラーと女性患者)して泥沼化し、医師の元に相談に来た事例を読んで、本当にいい臨床心理士に面談を受けていたと思う。

まぁ当時の問題行動は消えても、慢性的な虚無感や見捨てられ抑うつはどうしても改善しにくいんだよなぁ。