『ボダ被害』とされるもの/身近から

総スカンを喰らうことを覚悟で。まぁ誰もこんなブログは読んでなさげだが。ボダ被害者と名乗る人は善意の一般人と、ずいぶん白黒はっきりついてるようだが、そうも言えない事例をひとつ。

私の母(未治療)がよくよく聞けば自他境界が曖昧な者同士で対人トラブルなのに、ボダ被害に遭ったみたいな内容をよくいっている(ボダって言葉は使わないが)

母の方にも問題があり、人との心理的距離感が近すぎるのに気づいてない。

白黒思考で相手は悪意の迫害者で、母は自分では正義で善意の救済者や被害者ポジションと思いこんでる(介護が不要な姑を、姑を老人ホームにおいやれる母は私は被害者だけではないと思っているのだが...)

母の訴える『治してあげよう、救ってあげようとしたのに、相手が思い通りにならない、わかってくれない』(相手を変えられるとの思いこみや救済者コンプレックス)が強過ぎるから、こうなるんたよなぁ...と。治してあげようって医師でもないのに凄い上から目線だなぁ。他人様に対して。

必ず最初はお友達が出来たと嬉しそうに母はいつも話してくる。私は、内心、ああ、いずれ長々とお友達【と、母が勝手に認識した相手】の愚痴を聞かないといけないのかとガッカリする。

長年、愚痴を聞かされていた私としては
何か言うと私も迫害者とみなされて母の攻撃対象になるので何も言わないが

心の中は、どう聞いても考えてもイジメじゃないのが入ってる(母にかかると職場で上司に叱られたこともイジメになる)なぁと。

時に私(娘)からもいじめられるという母。母へのやりとりは全てyesじゃないといじめと取られてしまう。会話は全て母を肯定し承認しなければいけない。

未だに母は姑を老人ホームに追いやったのはいじめられなければやり返してないから自分には非がないと、自分も同じ土俵に落ちた加害者でもあるとの認識はない。

何がいいたいかというとBPDじゃなくても境界性人格構造を持つ人の現実認識はある状況においてかなりずれている。【境界性人格構造=私も含め自他境界が曖昧で防衛機制が原始的なものを使ってる人】←この辺は世にいうアダルトチルドレンも正確にはここの病的カテゴリに入ると思う

現実は通り魔被害でもない限り、人は被害者であると同時に加害者でもある、もちろん私も。

人との適切な距離感を保ち続けることができてる人は最初からボダとかそれに近い人間に巻き込まれない。